ジブリ美術館の壁画制作のその後
『上昇気流II』


2002年12月壁画制作の準備段階と開館まもないジブリ美術館のレポート
休館日にジブリ美術館の宮崎駿さんを訪問した時のレポートです。。

2002年1月の状態



美術館のメインホールに描かれているところ。
拡大図
以前、宮崎監督が購入された「上昇気流」を壁画としてリクエストされたので 「上昇気流II」と名付けられた。

参考までに、その元になった「上昇気流」の絵はこちら。



2002年8月の状態



部分拡大図1
部分拡大図2
まるでてんとう虫が額縁にとまっているかのようだ。
もちろん額縁やその影も描かれたもの。
額縁の外にまで煙が!



さらに他の場所にも壁画を! (制作中)



まるで窓のむこうに家があるかのように見える。
拡大図
描かれているのは「耳をすませば」の一場面。
お客様の目の前で描いている井上直久先生(青い衣装は美術館スタッフが着用するもの)


これからも、たびたびジブリ美術館を訪れては壁画を描かれる予定。
もし、お見かけしたら声をかけても大丈夫です。ぜひ、お話をしてお帰りください。


その他の画像
絵の右側を拡大した画像
ジブリのスタッフの服装の井上先生
メニューに無いアトラクション?
エレベーター脇が仕事場
部分拡大・丘の上は湖になっていて船着場もある
バロンが出迎えてくれる。家の外壁まで細やかな描写
部分拡大・市電と一個々影の描かれた小石
もの珍しげに見つめる子供たち。まるで魔術師を見るまなざし




撮影:マヤ
編集:フクオカ